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2005年 05月 11日
25時
25時_c0043124_1535244.jpgスパイク・リー監督作品。
たまたま雑誌での記事を読んで気になっていた映画。

麻薬密売で逮捕され収監を待つ男が主人公。夜が明けたら7年間の刑務所生活が待っている。彼がすごすシャバでの最後の25時間の物語。最後の夜を友人、恋人、父親、愛犬とすごすだのだが、そこに疑念・後悔・愛情が入り混じっていく。主人公の行動を淡々と描き、洗練されたニューヨークの風景が美しい。

たぶんスパイク・リー監督の映画って観たことなかったと思う。普通なようで普通じゃない感覚がアクセントになってるなーというのが感想。

ハデな銃撃戦があるわけでもない日常描写が多い映画ですが、会話が中心のシーンは役者さん同士のやりとりから目が離せませんでした。なにげない感じもするけど、実際には絶妙な関係をかもし出す間とか自然なしぐさが、キチンと作りこまれている印象を受けました。特に主人公と父親とのやり取りが良かった。「トゥルー・ロマンス」の親子関係会話もいいけど、こっちはこっちで愛と味がありました。

by soezimax | 2005-05-11 15:36 | 映画 / MOVIE


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